2018富士ヒルクライム もう追いつけない

2018年6月10日(日)に開催された富士ヒルクライム。

今年は前日の土曜日に仕事だったのでレンタカーは使えず、自転車は「シクロエクスプレス」でホテルに事前発送していた。東京から河口湖までは高速バスで移動する。去年まではレンタカーで移動していたが、東名高速の渋滞で朝9時に出発しても到着が13時過ぎになっていた。そのため、昼過ぎの高速バスに乗って受付時間中に到着できるか心配していたら、渋滞もなく15時ころには到着できた。

前日の天気予報では雨の確率80%で、DNSするかどうか迷うレベルだった。当日の朝はまだ雨が降っていなかったので、とりあえず会場に向かって走り出した。

富士ヒルクライムに出場すると思われるグループの最後尾に付いていくと、信号で道を尋ねられた。実は他のグループに付いていけば会場につけると思って地図を見ていなかったので、あまり話すとボロが出てしまう。信号が変わったので、先頭をお願いして走ってもらった。

会場に到着してから、何も飲んでいないことに気がついた。慌てて自動販売機を探すものの、売り切れが多く、お茶しか残っていない。しかたなくお茶を買って急いで飲んだ。

今年は前日に5合目行きの荷物を預けることができたため、会場にはスタート時間の30分前に到着しても間に合う。そのため、いつもならスポーツドリンクを持ってきていたが、今年は持ってきていなかったのが裏目に出てしまった。

時間になりスタート!計測開始地点までは集団でしばらくゆっくり走る。

胎内交差点を左折すると、いよいよ集団のスピードが上がり始める。いつもなら集団に合わせて加速するはずが、体が重い。心拍数を見ると150~160の間だが、これ以上はスピードが上がらなそう。

追い抜くよりも追い抜かれる方が多い。そういえば、体重が去年より2kgほど増えていた。お腹周りの脂肪が重くて今年はだめのなのかな?

結局いいところが全然なく、抜かれながらも五合目を目指していると、手前の平坦区間で脚をつってしまった。脚をつったのは始めてだったので、最初は何で痛いのかわからなかった。

左足がつっているので、右足でペダルを漕ぐ。進むけれども歩くような速さで、どんどん抜かれていく。

結局ゴールしてタイムを見ると、初の90分オーバーだった。

楽しみにしていた富士ヒルクライムは、衝撃のブルーリングという結末になってしまった。走りながら原因を考えていると、NaとCaの量が足りず、筋肉のイオンチャンネルに十分な量のイオンが流入せずに、収縮がうまくいかなかったことに原因があるように思われる。

補給のペットボルトも重量軽減のため乗ってきていなかったのも裏目に出てしまった。来年はお腹周りの肉ベルトを落として軽量化すると同時に、スポーツドリンクを持ってこよう!

教訓を学ぶ大会になってしまった・・・ 来年はもう少し練習してから参加しようと決意して、下山グループに急いで合流する。ホテルのチェックアウトが11時なので、急いで戻らないと温泉に入ることができなくなってしまう。

2018年富士ヒルクライム