2022年富士ヒルクライム完走

6/8 富士山を上空から撮影(山梨県側)

毎年参加している富士ヒルクライムに今年も参加した。梅雨時期の6月に開催されるレースのため、毎年天気が気になるが、6/12の天気予報は「レース中は曇り予報で午後は晴れ」になっているので大丈夫そう。

2022年のスタートタイムは、富士ヒルクライムの自己申告タイムではなく、本人がどのタイムでスタートするか選択できる。第3スタートの組(6:40~7:10)にしていたので、間に合うように会場に到着すると、検温の長い列ができていた。大会スタッフ4人で参加者を1人ひとり検温しているので、顔の温度で検温できるカメラをコース上にでも設置した方が効率が良いのではと思ってしまった。前日のニュースでは、アメリカ入国時の陰性証明書が撤廃と報道していたので、2023年はコロナ前に戻っていればいいのだが、実際はどうだろうか。

第4スタートの組に混ざって走り始めてしばらくすると、どんどん追い抜いていく。自分が速くなったのかと思って5km通過タイムを確認すると、75分のシルバーの目安となる17分8秒から2分ほど遅れていた。速い人もゆっくりの人も同じグループで走っているので、なかなか同じぐらいの速度で走るトレインに乗ることができず、ソロでずっと走行することになってしまった。貧脚のヒルクライマーなので、目安になるトレインがないと段々遅くなってしまう。途中トレインに乗ってはみたものの、1kmほどで千切れてしまった。

秘密兵器

Palatinoseという砂糖と同じ2糖類ではあるものの、吸収のスピードが砂糖の約1/5という商品が前日のイベントで販売されていたので、500円のセットを買ってみた。24kmのレースなので、エネルギー補給にちょうど良さそう。ボトルの水に粉末を溶かして振ればできあがり。ホテルのテーブルを白い粉末だらけにしたが、時間がないのでそのまま部屋を出てきた。警察に通報されないか心配w。

今年は筋トレを頑張ったので、レース中の腰痛は皆無だった。腰痛の心配はしなくても良かったものの、ヒルクライム中はお尻が段々痛くなる。ヒルクライムなので1番軽いギアにして漕いでいたが、ギアが軽いためサドルに荷重がかかってしまい、お尻が痛くなったようなので、ギアを2段重くしてみた。ペダルに体重を掛けるペダリングについて意識しようにも、すでに15kmほど走ってしまっている。今後のトレーニングの課題になった。

富士ヒルクライムゴール地点

10km地点、15km地点と目標タイムから2分づつ遅れていく。標高が高くなると酸素濃度が低くなるため、出力が低下してしまう。平坦区間を踏むが、トレインがばらけてしまって、ほぼソロでひたすら踏む。向かい風で30km/hも出せずに最後の上り坂に差し掛かる。脚も肺も余裕を残したままゴール。タイムはなんとかブロンズの90分を切ったが、シルバーの75分を切るには超えられないジェリコの壁を角笛でも吹いて崩す必要がありそう。

皆さんお疲れ様

富士ヒルクライムは90分を切るとブロンズ、75分を切るとシルバー、そして65分を切るとゴールド認定になる。貧脚クライマーの自分は参加者の3割程度が認定されるブロンズが目標で、自分の実力からするといっぱいいっぱい。

過去最高タイムは3年前の82分なので、来年こそは75分を目指してみると毎年思う。こうして終わった富士ヒルクライム2022、90分は切ってブロンズ認定なのでよく頑張った。

ホテルのチェックアウトが11時なので、下山グループの解散後が実は本番で頑張って踏んだ。帰り道の勾配が富士ヒルクライムよりきつい上り坂でめげそうになるものの、なんとか上りホテルには10時20分頃に到着できた。

声をかけていただいた方ありがとうございます。ホテルでは、毎年富士ヒルクライムに参加されている方もいるので、富士ヒルクライムをご存じの人が多く、「お疲れさま」と優しく声をかけていただけた。

富士山5合目

また来年