台湾のロードバイク事情
工場の品質管理のために台湾に出張しました。
すでに知っているかもしれませんが、カーボンフレームのロードバイクは台湾が世界トップシェアです。
Giantは有名な台湾のメーカーですが、今乗っているコルナゴのCX3.0もフレームは台湾製です。
なんで知っているかというと、イギリスのmerlin cycleから個人輸入した時、箱に「Made in Taiwan」とデカデカと書かれていました。
コルナゴのロードバイクはほとんど台湾製のフレームです。(100万円を軽く超えるハイエンドはイタリア製らしい)。
職人手作りのイタリア製よりも、品質にばらつきがなさそうでMade in Taiwanは結構気に入っています。
そんな台湾なので、街(台北)のあっちこっちに自転車屋さんがあるものだと思っていました。
ところが実際は、台北市内で自転車屋さんを見つけることができません。
うーん、残念!
しかも、台湾のお店はマンションの1階部分に小型店舗が並んでいるので、日本の自転車屋さんほど規模が大きくなさそう。
ロードバイクをレンタルして台北を1時間ほど走ってみようといろいろ計画していたbirota。
しかし気温は11月だというのに28~29℃の湿度80%の亜熱帯仕様。
外に出るだけで汗が出てくるので、結局レンタルサイクルは諦めました。
だって、夕立後の蒸し暑い日本の夏みたいで、走る気力が一瞬でゼロになりましたwww
ちなみに、台北は東京や横浜より自転車道は整備されています。
街中を走るロードバイクもちらほら見かけました。
しかし、台北でタクシーやバスに乗ったことがある人は知っていると思いますが、自転車とバイクの運転が非常に荒っぽく(日本と比べて)、幅寄せが普通です。タクシーがベンツに幅寄せしたので、乗っているこっちがハラハラすることも
青信号で渡っていても、強引に車が曲がろうとするので、ママチャリをレンタルしてのサイクリングもおススメできません。
台湾では自転車(ロードバイク)に乗るのは難易度がかなり高い- 2015年時点
事故が起こらないわけでもないらしく、テレビのニュースでロードバイクと車の接触事故について解説していました。自転車レーンがある場合、車道走行するのはルール違反らしいです。(台湾語のニュースだったのでたぶんそんな内容だと思います。)
慣れていないと街中の走行は難しいでしょう。
そんなわけで、台北ではMRT(地下鉄)、バス、タクシーで移動しましょう。
MRTには自転車と一緒に乗り込むことができます。
東京より自転車にやさしいインフラが整っています。これで、車・バイクと完全分離したサイクリングロードがあれば最高なんですが・・・
台湾の車は右車線を走るので、いきなり車道を走るのは厳しいかもしれません。