伊豆熱川温泉 奈良偲の里 玉翠

熱川温泉の奈良偲の里 玉翠宿泊に宿泊

熱川温泉は伊豆半島の伊東と下田の間にある温泉地で、温泉櫓から湯気が立ち上る風情のある素敵な場所で、人が少なくゆったりできる。

奈良偲の里 玉翠には一度泊まってみたいと思っていた。今回はふるさと納税の宿泊割引券があるので、露天風呂が2つもついている部屋を予約してみた。

JR東日本とJR東海の仲が悪いのか、新幹線から在来線特急への乗り継ぎ割引が廃止されてしまったので、今回は横浜からサフィールで伊豆まで移動する。サフィールは全席グリーン車とプレミアムグリーン車になっているので、きっぷの料金が高いのだ。100km未満と100km超では料金が大きく変わるので、横浜から伊東(約93km)までサフィールに乗って、伊東からは各駅停車で熱川を目指す。100kmでグリーン料金が大きく変わるため、1人2,000円以上節約できてしまう。

サフィール

奈良偲の里 玉翠は2時30分からチェックインできる。 宿泊予定の玉翠は、伊豆熱川駅からは送迎車で10分程度の場所にあるので、一番早い時間帯の2時25分の送迎をお願いした。到着すると 三つ指立ててお出迎えを受ける。慣れていないので目が泳いでしまう。丁寧過ぎて逆に気まずいかも。

泊まるお部屋は、離れの「室生」で客室露天風呂がなんと2つもある。 部屋からは和風庭園を一望できるが、ソファーが内向きに配置されているため、座ると外が見えない。せっかくの和風庭園があるので、ソファーは窓が見えるように置いてみては?

部屋の窓から和風庭園を望む
竹林と貸し切り露天風呂を望む

離れの「 室生 」は客室露天風呂があり、なんど源泉かけ流しで豊富にお湯が出ている。露天風呂は 檜と伊豆石の両方が堪能できるのだ。写真では小さく見えるが、2人で露天風呂に入っても余裕がある。

客室の露天風呂

源泉かけ流しは湯量が豊富にないと提供できない。当然だ。全部の部屋にお湯を送ると源泉が足りなくなってしまう。ここまでお湯が豊富に出ているとは思わなかった。湯量の豊富さはこれまで泊まった旅館の中でもNo3に入っている。お湯の温度も最適で、熱すぎず露天風呂に入ることができる。

寝室はベット

寝室はベットになっているので、いつもでごろんごろん転がって休める。「布団だと敷いてもらう間は落ち着かないので、洋室タイプの部屋がいいよね」とツレと話した。

露天風呂に入ってたら夕食の時間が近づいてきた。食事処に移動して夕食を食べる。食事処は個室のテーブルで食事することができるので快適。

先付けと食前酒

食前酒は梅酒。先付けは胡麻豆腐に菜の花、胡桃味噌、梅花芽が添えられて提供される。梅の花が咲きかけの1月に訪問したので、季節が感じられる一品だった。

お酒はワインを注文する。ツレはアルコールが飲めないのでソフトドリンクを注文した。健康診断の結果、肝機能の数字が高く医者から糖質制限を勧められてしまったことから、糖質の多い日本酒は選択できない。気のせいだと目を背けてきたが、豊満なお腹に向き合ってきた。糖質制限と自宅での筋トレを継続中なので、今回は赤ワインをグラスで注文した。

前菜

前菜は柳鰈の一夜干し。味は淡泊で旬の食材が提供される。

紡(つむぎ)

次は紡として、筍木の芽和え、鰆けんちん焼き、唐千寿、胡瓜岩石が提供される。 唐千寿 は干し柿にバターを挟んだ食材で、斬新な経験だった 。左の温泉櫓からは、ドライアイスが出るので熱川温泉の雰囲気を楽しめる。

お椀

お椀ははまぐり潮汁で、しっかりとした味わいのはまぐりを味わうことができる。

御造里

御造は伊勢海老、鮑、鮪と地魚が提供される。御造は伊勢海老から鮪に至るまで品質は超一級。特に伊勢海老はぷりぷりとした食感で美味。鮑の刺身は、実は苦手食材で好きな人が食べれば美味しいんだろうなという感じ。ブログを見ていると鮑の刺身が苦手という人が一定割合でいるようなので、高級食材の鮑より伊豆の地魚の刺身も選べるといいのではと感じた。

煮物

煮物は茶碗蒸しが提供される。茶椀蒸しは繊細で、海老、鶏肉、銀杏、椎茸などの具が一様に美味。ただし、餡かけのふかひれは個人的に中華スープのイメージが強く、茶わん蒸しに添えなくてもいいのではと感じた。

火物

鮑はお刺身だけではなく、踊り焼きでも楽しませてくれる。レモンとバターをお好みでかけて食べる。

止肴

止肴は、あん肝酒蒸、浸し菊、わかめを添えられたポン酢ジュレで食べる。あん肝は濃厚でまろやかな味わいで美味しい。

食事

金目鯛の握り寿司の水準は極めて高く、酢飯の食感が良く美味。量もちょうど良く、お腹がいっぱいになり過ぎず良かった。おひつで御飯を提供されると食べきれないので、握り寿司で提供されるところが気を使わなくてもよい。

デザートは薩摩芋ムースと白玉ぜんざいを食べてフィナーレを迎える。食材の鮮度が抜群で、高い調理技術を感じることができる。

朝食

翌朝の朝食は和食と洋食を選択できる。糖質制限中なので、パンではなくおかゆの和食を選択した。

干物

伊豆半島の定番、干物も朝食で味わうことができる。

お味噌汁

昨日の夕飯に食べた伊勢海老の頭は翌日の朝食で味噌汁として提供される。伊勢海老のだしが出て美味。

2022年は、奈良偲の里 玉翠の紹介からスタート。かけ流しの露天風呂と旬の食材を楽しめ、充実した休日を過ごすことができた。

お部屋の源泉かけ流しの露天風呂や、部屋からの眺望は満足度が高い。今回は金額の高いプランを選択したため鮑が刺身と踊り焼きで提供されたが、苦手食材のため、他の食材も選べると満点に近い評価になりそう。

また訪問したいと思うお宿でした。

起業成功 ブログ再開します

副業で始めたビジネスが無事軌道に乗り、ようやくブログを再開する余裕ができました。お得意様になっていただいたお客様のおかげで、順調に会社が成長しています。

やがてはNYSEに上場することを夢見て、引き続き会社の発展に取り組んでいきます。皆さんとどこかでお会いできるといいですね。

久しぶり過ぎてブログの更新もすっかり忘れて浦島太郎状態です。Wordpressを更新してみると、画面に500エラーが出て表示されなくなってしまいました。PHPのバージョンを手動で更新すると復旧しました。

ロードバイクに加えて、趣味の温泉もブログにして残す予定です。