ローラー台の負荷は500W

クリスマスになった。

今年の6月頃から、負荷をかけてローラー台を漕ぐようにしている。200~250W程度の負荷では、速くならないことがヒルクライムレースで判明してしまったので、ローラー台トレーニングを見直した。箱根ヒルクライムでふらつきながら上るという醜態を晒してしまったことを反省。

使っているローラー台は、GIANTのCYCLOTRON FLUIDで、マンションなので静音性を重視して購入した。購入した時は気にしなかったけど、GIANTのウェブサイトには「500W以上の負荷を常用するリアルレーサーに向けた最上級サイクルトレーナー」と書いてあった。プロ専用の機材を素人が購入してしまったような感じかな。

当然、ローラー台で漕ぐスピードを30km/h以上にすると、5分も持たずに息が切れていた。30km/hでだいたい340W程度の負荷らしい。自分が弱いだけかもしれないけど、一般的なおじさんには最大負荷が2000Wのローラー台はオーバースペックじゃない?それとも皆さんは普通に漕げるのだろうか?

いつもは30km/hを5分間、インターバル1分でまた30km/h5分を30分繰り返していたけど、クリスマスに浮かれて40km/hで30分間、休みなく漕ぎ続けてみようと思い立ってしまった。

40km/hで漕ぐ始めると、思ったほど辛くない。しかも3分過ぎても、息がそれほど上がらず苦しくない!

30分はムリだろうと思っていたら、結局30分間40km/hで漕ぎ続けることができてしまった! 気を抜くと38km/hぐらいにスピードが落ちるので、そのたびに再加速したけど。

サイコンが壊れたのかと思って、チェックしてみたけど問題はなかった。負荷は38km/hで500W、40km/hで550Wになっている。

クリスマスの奇跡なのだろうか?500Wで1時間漕ぎ続けることができたら、レースでも上位に入れそう。来年はレースで入賞できたらどうしよう。

素人が500Wを維持できるようになるトーレイニング方法の開発者として、来年はTVに引っ張りだこ。「君のローラー台になりたい」で芥川賞を受賞して、印税がガッポガッポ! 夢が膨らむ。ふひょひょひょ

今日一日だけの奇跡で終わらないといいけど。明日はゆっくり漕いで、2日後にもう一回挑戦してみよう。

チェーンにサビが!!

トレーニングルームのローラー台に固定しているロードバイクを久しぶりにメンテナンスした。

普段はメガネを外して漕いでいるので、掃除ついでに半年ぶりにチェーンをしげしげと見てみると、今回はいつもと少し違ってサビが浮き出ている。

エアコン完備のトレーニングルームで、雨にも濡れないからサビなんで気にしていなかったけど、日本の高湿度ではサビが出てしまうらしい。赤いカラーリングで通常のチェーンの3倍のスピードがでれば面白いけど、確実に抵抗が大きくなって、チェーンの抵抗が30%増しになっている気がする。

最近、なにかとチェーンの音がうるさかったのもサビが原因かもしれない。

最高グレードのデュラエースチェーンにも赤錆が出てしまう。最高グレードならば、メッキ加工の錆びないチェーンにしてほしいけど、塗膜の重さが軽量化の追求と対立するのかもしれない。

思ったよりもサビサビのチェーン。ずっとメンテナンスしていなかったから仕方がない。身から出た錆だ。

こうなったら、パークツールで洗浄するしかない。

ベランダにロードバイクを出して、パークツールを使って洗浄する。ぐるぐるクランクを手で回すだけなので、非常に簡単だ。

洗浄液は真っ黒。ウエスも真っ黒。

洗浄後のチェーンは光り輝いている。チェーン交換も考えたけど、これなら来年も使えそうだ。

室内のトレーニング用ロードバイクも、3ヶ月に1回はメンテナンスが必要らしい。除湿機を置こうかな?

ローラー台にセットして漕いでみると、チェーンの音が違う。ギチギチから滑らかなシャーという音に変わっていた。

チェーンの性能が30%増しになった気がする。色は赤から銀色に変わったけれど。