ロードバイクの軽量化のコスト

去年は富士ヒルクライムレースに参加してしまった。初めてのレースで脱初心者の目安といわれる90分を切ったので、ヒルクライムは向いているらしい。

最初のスタート組は選抜された人たちなので、どんな自転車に乗っているのか参考にしようと思って見に行った。

  • コンポは最上位グレードのDURA-ACEが多い
  • ホイールも値段の高いカーボン製が多い
  • ロードバイク本体も各メーカーのハイエンドモデルが多い

なるほど!本人の脚質もあるんだろうけど、機材もいいのを使わないとダメなのかなぁ

申告タイムが遅くなるほど、コンポのグレードもDURA-ACE > ULTEGRA > 105をつけている人の割合が増えていく。

ヒルクライムは速い人ほど機材を軽量化している。ULTEGRA(上から2番目のグレード)のコンポを使っているから財力のあるほうかと思っていたけど、思わぬDURA-ACE祭りで思い知ってしまった。まったくもう。

ロードバイクを海外通販で買ってからほぼ2年が経つので、軽量化に取り組んでみるかなぁ。ふふふ。財力には自信があるし。

ボトムブラケットをDURAに変更

ボトムブラケット、アルテグラの重量を測ってみると91gアルテグラの重さは91g

ボトムブラケットをアルテグラからDURAに換えてみた。新しいDURAボトムブラケットは一回り小さい。工具が使えなくて焦っていたら、プラスチックの付属品でボトムブラケットの取り付けができた。

bbduraデュラエースの重さは64g

アルテグラ(2,800円)からデュラエース(3,410円)に交換すると27g軽くなった。つまり、1g軽くするのにかかるお値段は23円ほど。

ビンディングシューズをSPD→SPD-SLに変更

去年の富士ヒルクライムでは、ビンディングペダルにSPDを使っていた。ビンディングペダルにはSPDとSPD-SLの2種類がある。でもロードバイクレースではほとんどSPD-SLしか使われていない。SPDペダルは自分しかいなかったので、初心者感を漂わせてしまったのかなぁ。(´・ω・`)

しかもwiggleで買った1番安いシューズなので、とにかく重い!天下一武道会前の修行みたいで、試合直前に外すと地面にめり込んだら周りを威圧できそう。

shoe01wiggleで買った一番安いビンディングシューズ

初心者なんで一番安いのでいいだろうと深く考えもせず、買ったビンディングシューズの重量は片方で458g。まさかこんなに重いとは思っていなかった。

Diadra Prpracer3CRCで購入したDiadra Proracer3 2014

定価45,000円のDiadra Proracer3 2014が69%引きで、15,000円でセールになっていた。2014年モデルなので、在庫処分のため値下げしているらしい。海外通販でたまに掘り出し物が見つかる。

spdslのクリートSPD-SLペダルのクリートは19g

重量は片方で307g。SPD-SLのクリートは片側19gなので307g+19gで合計326gになる。ビンディングシューズ両方では264gの軽量化になった。

Wiggleで買ったビンディングシューズは3,000円程度。Diadra Proracer3は15,000円なので、1g軽くするのにかかるお値段は57円ほど。

ビンディングペダルをSPD→SPD-SLに変更

ペダルをSPDからSPD-SLに変更した。ロードバイクレースでは、SPDペダルを使っている人をほとんど見かけない。SPD-SLに換えてしまえば、見た目の戦闘力が20%増といったところか。

SPDペダルSPDペダルは187g

ペダルはSPD-SLの方が大きい。ところが、重さを測定するとSPDペダルは意外と重かった。なぜ小さいほうが重いんだ?

SPD-SLペダルSPD-SLペダルは128g

これまで使っているSPDペダルは、シマノ製のPD-M520で値段は3,600円程度。新しく買ったSPD-SLペダルは、同じくシマノ製のPD6800(アルテグラ)で12,000円。

1g軽くするのにかかるお値段は71円ほど。SPD-SLが使われるいる理由が判明した。もしかしてDURAエールのペダルにすれば、もっと軽量化できたのでは?ケチらなければよかった・・・

まぁ、3万円で400gの軽量化ができたので、今年のタイムは去年より遅くなることはないよね。でも、SPD-SLペダルはシューズがなかなか外れなくて、立ちゴケしそうなんだよね。う~ん。

2016年のヒルクライムレース

初心者ながら2015年は富士ヒルクライムレースに参戦してみました。でも、意外とレースの締め切りって早いんですよね。

もしかして、申し込もうと思っていたレースのエントリーがもう終わっているのでは!? 去年は箱根ヒルクライムをネットサーフィン中に見つけて、エントリーしようとしたらとっくに申し込みが終わっていました。

とりあえず関東でエントリーできそうなヒルクライムレースを調べとこ。ほんとはクリテリやエンデュロにも出てみたいけど、ぼっちなのでヒルクライムレースにしか参戦できなさそう(´・ω・`)

関東近辺のヒルクライム大会

  • 榛名山ヒルクライム 5/17(日)
  • 箱根ヒルクライム 5/29(日)
  • 富士ヒルクライム 6/12(日)
  • 乗鞍ヒルクライム 7/10(日)
  • マウンテンサイクリング in 乗鞍 8/28(日)
  • まえばし赤城山ヒルクライム 9月?
  • キング・オブ・ヒルクライム富士山 9月?

参戦する3つのレース決定

うーん・・・。横浜からちょっと遠い榛名山は微妙に交通手段がないし、暑い夏のヒルクライムで倒れると周りに迷惑かけそうだし。

新幹線を使って移動できる箱根と富士山に決めました。前泊で移動すると疲れるし、お金もかかってしまうので、意外と選択肢はありません。

箱根ヒルクライム

  • 開催日:5/29(日)
  • 距離:13.8km
  • 平均勾配:7.2%

箱根ヒルクライムのエントリー期間は3/2~4/28まで。平均勾配7.2%とちょっと急ですが、距離が短いので何とか上れそう。

前日に小田原で受付を済ませる必要があるけど、ウチからだと小田原まで電車で15分なので、前泊しなくても参加できてしまう。

エントリー期間が長いのは、参加者がそれほどいないために違いない。気付いたらエントリー開始から1週間経っていたが、あっさりエントリーできた。でも、まさか初心者お断りのレースではないよね?

富士ヒルクライム2016

エントリーが始まったと思ったら、あっという間に終わってしまった富士ヒルクライム。今年は、3/18(金)20時のエントリー開始と同時に申し込みをクリックしたので、20時10分にはエントリー完了。

そしてなんと翌日には8500人のエントリー枠が埋まったようで、締め切られていました。あぁ早くエントリーしてよかった!

富士ヒルクライム
富士ヒルクライム2015

去年はペースが分からないので、申告タイムを「90分」にすると、第7グループの7000番台でした。去年はだいぶ余力を残してゴールしたので、スタミナは結構残っていた。そこで今年は、深く考えずに「80分」でエントリー。

富士ヒルクライム

  • 開催日:6/12(日)
  • 距離:24km
  • 平均勾配:5.2%

最近はローラー台練習ばっかりで、実走はなんとゼロ。しかも花粉症なので、外で走るのは当分ムリそう。ローラー台の練習だけで富士山上れるかなぁ

まぁいい。車と信号が多くて都市部は走りにくいので、ローラー台を漕ぎまくったほうが、負荷を維持するヒルクライム用のトレーニングになるのだ。

キングオブヒルクライム富士山

最後に去年は雨が降っていたのでDNSしたキングオブヒルクライム富士山。このレースは秋に開催されるので、エントリーは当分先になる。まだ2016年のレース日程も決まっていないが、たぶん9月の終わりになるのだろう。たぶん。

雲に隠れる富士山

2015年は朝から雨が降っていたので、ホテルでゆっくり朝食を食べていたら、なんと雨雲の間から富士山が見えた。自分と同じで結構DNSした人が多かったのかと思っていたら、リザルトでは皆さん完走している。う~ん。小雨程度ならムリにでも走ったほうがいいのかなぁ。

富士山9/27

キングオブヒルクライム富士山

  • 開催日:9月の終わり?
  • 距離:26.9km
  • 平均勾配:6.9%

ロードバイクに乗り始めて1年以上経過したが、いまだに”ぼっち”で走っているのだ。友達をヒルクライムレースに誘っても、「なんでそんな苦行するの?」って真顔で返さた。

ヒルクライムのレースに出ると言ったら、ドMの人と思われてしまうのは何とかならないのかな?自分ではMの自覚は全くないんだけど。

とにかく、レースで頑張るのだ。もしかすると、同じくらいのタイムの人と話す機会があって、友達になれるかもしれない。ヒルクライムぼっち村からヒルクライム謳歌村に移住したい。