2022年富士ヒルクライム完走

6/8 富士山を上空から撮影(山梨県側)

毎年参加している富士ヒルクライムに今年も参加した。梅雨時期の6月に開催されるレースのため、毎年天気が気になるが、6/12の天気予報は「レース中は曇り予報で午後は晴れ」になっているので大丈夫そう。

2022年のスタートタイムは、富士ヒルクライムの自己申告タイムではなく、本人がどのタイムでスタートするか選択できる。第3スタートの組(6:40~7:10)にしていたので、間に合うように会場に到着すると、検温の長い列ができていた。大会スタッフ4人で参加者を1人ひとり検温しているので、顔の温度で検温できるカメラをコース上にでも設置した方が効率が良いのではと思ってしまった。前日のニュースでは、アメリカ入国時の陰性証明書が撤廃と報道していたので、2023年はコロナ前に戻っていればいいのだが、実際はどうだろうか。

第4スタートの組に混ざって走り始めてしばらくすると、どんどん追い抜いていく。自分が速くなったのかと思って5km通過タイムを確認すると、75分のシルバーの目安となる17分8秒から2分ほど遅れていた。速い人もゆっくりの人も同じグループで走っているので、なかなか同じぐらいの速度で走るトレインに乗ることができず、ソロでずっと走行することになってしまった。貧脚のヒルクライマーなので、目安になるトレインがないと段々遅くなってしまう。途中トレインに乗ってはみたものの、1kmほどで千切れてしまった。

秘密兵器

Palatinoseという砂糖と同じ2糖類ではあるものの、吸収のスピードが砂糖の約1/5という商品が前日のイベントで販売されていたので、500円のセットを買ってみた。24kmのレースなので、エネルギー補給にちょうど良さそう。ボトルの水に粉末を溶かして振ればできあがり。ホテルのテーブルを白い粉末だらけにしたが、時間がないのでそのまま部屋を出てきた。警察に通報されないか心配w。

今年は筋トレを頑張ったので、レース中の腰痛は皆無だった。腰痛の心配はしなくても良かったものの、ヒルクライム中はお尻が段々痛くなる。ヒルクライムなので1番軽いギアにして漕いでいたが、ギアが軽いためサドルに荷重がかかってしまい、お尻が痛くなったようなので、ギアを2段重くしてみた。ペダルに体重を掛けるペダリングについて意識しようにも、すでに15kmほど走ってしまっている。今後のトレーニングの課題になった。

富士ヒルクライムゴール地点

10km地点、15km地点と目標タイムから2分づつ遅れていく。標高が高くなると酸素濃度が低くなるため、出力が低下してしまう。平坦区間を踏むが、トレインがばらけてしまって、ほぼソロでひたすら踏む。向かい風で30km/hも出せずに最後の上り坂に差し掛かる。脚も肺も余裕を残したままゴール。タイムはなんとかブロンズの90分を切ったが、シルバーの75分を切るには超えられないジェリコの壁を角笛でも吹いて崩す必要がありそう。

皆さんお疲れ様

富士ヒルクライムは90分を切るとブロンズ、75分を切るとシルバー、そして65分を切るとゴールド認定になる。貧脚クライマーの自分は参加者の3割程度が認定されるブロンズが目標で、自分の実力からするといっぱいいっぱい。

過去最高タイムは3年前の82分なので、来年こそは75分を目指してみると毎年思う。こうして終わった富士ヒルクライム2022、90分は切ってブロンズ認定なのでよく頑張った。

ホテルのチェックアウトが11時なので、下山グループの解散後が実は本番で頑張って踏んだ。帰り道の勾配が富士ヒルクライムよりきつい上り坂でめげそうになるものの、なんとか上りホテルには10時20分頃に到着できた。

声をかけていただいた方ありがとうございます。ホテルでは、毎年富士ヒルクライムに参加されている方もいるので、富士ヒルクライムをご存じの人が多く、「お疲れさま」と優しく声をかけていただけた。

富士山5合目

また来年

スマートトレーナーが壊れた!?

自宅でロードバイクのトレーニングができるということでイタリアのメーカーであるElite社のDiretoを2018年に購入した。実写の映像を見ながらトレーニングできる「Rouvy(ルービー) 」に接続して使っていたところ、先日の夕方、突然負荷がゼロになってしまった。

BluetoothとANT+の接続状態を確認してみると問題がないため、ベルトが切れたのかと思い、Diretoを分解してみるとやはりベルトが切れていた!! 2万4,000kmは載っているので、ベルトの設計寿命かもしれないが、耐久性を向上させる必要がありそう。

切れたベルト

ベルトは消耗品なので、売っているかと思い通販サイトを検索してみるが、どこにも販売されていない。Elite社のWebサイトも訪問してみたが、ベルトについては情報が載っていないので、新しくスマートトレーナーを購入することにした。

切れそうな箇所が複数ある

富士ヒルクライムまで残り3週間程しかないこのタイミングでのベルト交換は無理っぽい。2022年は円安が進んでしまい、海外通販サイトも当てにならないと思い、Amazon Japanのサイトで試しにDiretoと検索してみると「Direto XR」が表示された。

Direto → Direto X → Direto XRの順番で発売されているので、2世代新しいモデルのようだ。負荷はなんと2300W、40km/hまで計測が可能で、正確性は±1.5%になっている。斜度は24%まで設定できるのでプロでも使用できそう。貧脚の自分のような人には宝の持ち腐れかもしれないが、1回ぐらいはツール・ド・フランスの26%にもなる激坂コースに挑戦するかもしれないので、24%まで対応しているDireto XRは十分な性能と言えそうだ。

AmazonのDireto XRページへ

Direto XRの値段を見ると、なんと98,600円で販売されているではないか!しかもスプロケ付き。海外通販サイトでは円換算で約12~13万円の価格設定になっているので、なぜかイタリア製のスマートトレーナーの価格設定は、日本のAmazonでの購入が一番お得なようだ。大阪からの発送になるようで、早速ポチっと購入してみた。

翌日にはもう届いたDireto XR 箱は結構大きい

段ボールの中にDireto XRの箱が入っていた。蓋を開けると緩衝材と説明書、電源が入っている。

箱の中身1

箱については、税関で開封される可能性があるので、封が切られていても異常ではないが、今回は開封されていなかった。個人輸入では高確率で開封されるので、開封されていないのは久しぶりだった。また、運送中の段ボールの凹み等はよくあることなので、いちいち気にしていないが、佐川急便さんの丁寧な対応で箱には傷もなかった。

Direto XR本体

ここで、シリアルナンバーを確認する必要があるので、Direto XRの裏面を見ることをお勧めする。自転車をセットしてから裏面のシリアルナンバーを確認するのは大変だったが、何とか確認するとシリアルナンバーは英語3文字、数字6桁で銀色のシールに印字されている。のちほど、ここで確認したシリアルナンバーをMy E-Trainingというアプリに入力すると、1年間無料で使うことができる。ちなみに校正はMy E-Trainingを通して行うので、この確認を忘れると19.99ドル/年間の費用がかかってしまう。

付属のスプロケは105

付属のスプロケはShimano 105だったが、11s用のスプロケのため、10S用のUltegraに交換した。11sと10sでは、チェーンの幅が異なるため互換性がなく、スプロケを交換する必要がある。しばらくスプロケを購入していなかったので浦島太郎になっていたが、驚くことにシマノのスプロケは12sまで登場していた。そのうち13sも登場しそうだが、互換性の確認が大変なので、個人的には12sで打ち止めにしてほしい。

10s用のスプロケの取り付けでは、Direto XRに付属しているスペーサーを2つとも使用するとちょうど良い位置に調整できた。

左側の取り付け

簡易説明書を見ると簡単に取り付けできる。スマートトレーナー側からパーツE、パーツC、クイックリリースの順で取り付ける。クイックリリースは付属品をそのまま使用する。なお、パーツCの位置は、エンド幅が130mmか135mmで異なるので注意が必要。

右側の取り付け

スプロケ側は、スマートトレーナー側からパーツD、クイックリリースの順で取り付ける。図が記載されている簡易説明書を見ると、スマートトレーナーのセッティングは簡単にできるので迷うことはないはず。

スマートトレーナーの電源

最後に電源を取り付ければ、スマートトレーナーの設定が完了する。パソコン側でBluetooth接続ができる場合は、特に設定しなくても自動的にDireto XRと接続した。ANT+も認識していたが、Bluetooth接続の方が安定してつながっているため、接続方式はBluetoothをお勧めする。

古いDiretoは予備機として保管

早速、ヒルクライムのコースを試走してみる。スマートトレーナーは斜度に合わせて負荷が変わるが、Diretoと比べると新しいDireto XRは負荷が低いようで、貧脚でもアウターで上ることができてしまう!パワーが200Wを上回るには、かなりケイデンスを上げないとだめなようで、翌日に校正してみることにした。普通の人にはケイデンスを30も上げることは不可能なので、ゆっくり富士山を上ってDireto XRの調子を確認する。

古いDiretoはベルトが外れた状態のまましばらくは保管する予定にしている。ベルトがどこかで購入できれば、予備機としてまだまだ現役として活躍できそうなので、自宅のトレーニングルームの片隅に置いてみた。Direto XRはベルトの耐久性が上がっていると良いが、ベルトのメンテナンスについての説明書記載がないため、もしかすると数年でベルトが切れてしまうかもしれない。ベルトとプーリーの交換と張りの点検をメンテナンスする代理店を日本で始めれば需要はありそう。Birotaコンツェルンとして子会社を設立するので、メーカーさんからの連絡をお待ちしています。

翌日、もう一度富士ヒルクライムのコースに挑戦してみるが、やはりペダルが軽く負荷が適切にかかっていない。アウターで走行することになってしまい、調子が出ないのでElite社のWebサイトを確認してみた。

Elite社のForumがあるので、確認してみると該当するQ&Aはないものの、Direto XRのソフトウェア側の設定が影響している可能性がありそうだ。iOSユーザー用に「Upgrado」というappがが用意されているので、インストールしてファームウェアをアップデートしてみた。Upgradoはスマホまたはタブレットなどのデバイスにのみインストール可能で、PCからのファームウェア更新はできないので注意。

elite社のForumへ

elite社のSupportサイトへ

elite社のファームウェアアップデートの案内へ

ファームウェアの更新とRouvyの「Sensor」の設定(下の図の赤枠内)を変更すると、上りに負荷がかかるようになった。平坦コースと下りコースは、まだ負荷が軽すぎるので、しばらくは様子見になるが、とりあえず富士ヒルクライムに向けての練習には間に合った。

富士ヒルクライムのコースで新しいスマートトレーナーを試してみると、186Wでなんとか1時間30分を下回るタイムだった。センターの誤作動で250Wで走り抜け、75分を下回りシルバーリングをゲットできる夢を見ていたが、現実にはならず残念。貧脚向けの補助動力が欲しい。

富士ヒルクライムのRouvyトレーニング開始

2022年6月12日に開催される富士ヒルクライムについては、3月22日にエントリーが締め切られた。

Covid-19の影響で今年も参加者が少ないかと思っていたが、締め切り前に参加者数が達したみたいで、スポーツのイベントも段々とコロナ前の状況に戻っている感じがする。

伊豆半島から眺める富士山
富士ヒルクライムのコース

富士ヒルクライムは、 富士北麓公園 をスタートして、 富士山五合目 まで自転車で上るヒルクライムレースである。距離は約24km、標高差は1,270mもあるが、勾配が平均5.2%なので、初心者でも上ることが可能なのだ。完走率は99%を超えているものの、90分以内に走るとブロンズリング、75分以内でシルバーリングとなるので、いかに速く上ることができるかという点も重要となる。

初挑戦が86分、2回目が82分とタイムが上がってきたものの、3回目以降は体重が増えてしまって90分前後のゴールタイムになってしまった。今年は医者から糖質制限を勧められたこともあり、体重は62kg前後で-10kg程度の減量に成功している。ここで、脚力を鍛えることができれば75分も目指せるのでは!?

ROUVY(読み方はルービー)でバーチャルの富士ヒルクライムトレーニングができるので、週末はバーチャルトレーニングを行うことにしてみた。ZWIFTなど様々な自転車用のサービスが提供されているが、実際にリアルなコースを走ることができるROUVYがおすすめ。室内に自転車を置いて、斜度に応じてロードバイクを漕ぐ負荷が変化するので、実装しなくてもヒルクライムの練習ができてしまう。ちなみにお値段は1年契約にすると12ドル/月になるので、お財布にも優しい。

ROUVYの画面

室内トレーニングでは風がないので、扇風機を用意している。それでも汗が滴り落ちるので、タイルを頭に巻いてひたすら富士山を上る。この日のトレーニングでは90分を下回るタイムでゴールすることができた。画面は富士山5合目のゴール地点で、実際のレースでは左に曲がって荷物を回収する。

ROUVE結果画面

ケイデンスの平均は66/分、出力は197Wだったので、練習すればもう少し脚力が上がると信じたい。ちなみにツール・ド・フランスの選手は400W前後とのデータがあるようなので、プロの半分程度の出力だ。脚の筋肉が2倍になれば400W出せるのだろうか。

2022年富士ヒルクライムエントリー

2022年の富士ヒルクライムは6月12日(日)開催となり、早速エントリーしてみた。毎年6月開催なので、梅雨の時期と重なってしまい雨が心配だが、今年は晴れて欲しい。

スタート時間は申請タイム順ではなく、エントリー時の申請順になるため、第3スタートの6:40~7:10に申し込んだ。

スタート時間は申し込みの早い順になっているため、第4スタートの7:10~は既に満員で申し込みができなくなっている。申し込んだ時点では、第3スタートの枠が空いていたので、早速申し込んだ。帰りが遅くなると、ホテルのチェックアウト時間の11時を過ぎて露天風呂い入ることができなくなるため、なんとか第3スタートの6:40~の申し込みができて良かった。2020年までは1週間ほどで参加枠がほぼ埋まる感じで早めの申し込みが必須だったので、Covid-19の影響で参加者は少ない様子。それでも安い順にホテルは埋まっているので、これから申し込む人は、予算を多めにとって高いホテルを予約することになりそう。

今年は医者の勧めで糖質制限を12月に始めて、3か月で6kgほど体重が落ちている。ヒルクライムでは軽い方がタイムが速くなるため、1kgの減量で2分速く走ることができると仮定すると、富士ヒルクライムの自己ベストは84分なので、72分も夢ではないのでは!?

健康診断で基準値を超えていたのは尿酸(8.1)、r-GTP(167)、LDLコレステロール(179)の3つ。過去にも医者に言われて精密検査やエコーをしてみたものの、異常なしなので放置していた。年々数字が上がっていくので、さすがにマズイと思って最寄りの内科に行ってみた。健康診断の数字を見て、医者は「糖質制限が必要です。糖尿病まっしぐらです」と脅してくるので、「糖質制限」についてアメリカとイギリスの医学系の学会誌を読んでみた。だって「糖質制限」って民間療法みたいでなんだか怪しくない?

査読付きの学会誌を見てみると、なんと「糖質制限」が推奨されていた。昔は脳の栄養はグルコースだけと生物学の授業で習っていたので、糖質を制限するのは怪しいと感じたのだが、肝臓でタンパク質からグルコースを新生する代謝経路があるので、糖質の摂取量を減らしても問題ないとのことだった。炭水化物は炭素(C)と水素(H)から構成されているため、カロリーはあるものの栄養素ではない。そのため、摂取量を減らしても問題がないとの理論には一理あり、食事のたびに糖(分解されたものがグルコースになる)を消化する代謝経路に負担がかかる→代謝異常という流れは納得できた。なるほどと思って食べるご飯(パン)の量を昼は半分、朝・夜はご飯(パン)抜きにしてみた。もちろんおやつも抜き。

糖質制限の注意点は、主食(ご飯やパン)を少なくするので、タンパク質を分解する糖新生によってタンパク質が分解されてしまう可能性がある。炭水化物を摂らず、タンパク質や脂質でカロリーが十分に補えないと、筋肉が減ってしまう可能性があるため、筋肉も測定できる2万円超のタニタの体組織計を購入してみた。

体脂肪率計
タニタ体組織計 RD914L

amazonの商品ページへアクセス

体組織計のデータをiPhoneで確認
食べた日の体重が増えているので、結構正確かも
毎日の記録

体組織計のデータは、タニタの無料アプリ「HealthPlannet」をiPhoneに入れて、スマホ上で確認できる。筋肉量が確認できるので、無理のない範囲で糖質制限が行える。9月の体重は70kg程度だったので、半年で-6kgの減量に成功している。しかも筋肉量は維持できているので、このペースで糖質制限を行えば、富士ヒルクライムのシルバーリングも取れるのでは!

体重が増えている日は、昼にステーキを300g食べたり、食べ放題に行ったりしているので、やはりカロリーを摂り過ぎていたようだ。体脂肪率8~10%の範囲に入るように、あと1~2kgは減らせそう。

2019年富士ヒルクライムは90分超

富士ヒルクライムは体重増で大減速

2019年富士ヒルクライムの結果をブログにようやく書くことができてひと安心。

富士ヒルクライムの後、仕事が忙しくてようやく一息つくことができ、ブログも久しぶりに更新です。

富士ヒルクライムは4回目の出場で、これまでは90分を下回るともらえるブロンズリングを獲得していた。ところが、今年は前日に泊まったホテルで体重計に乗ってしまった。

体重はなんと70kg!

去年は64kgだったので+6kg。体重が1kg増えるごとに1分タイムが遅くなると言われているので、90分を切ることが難しいとわかってしまった。

天気予報は曇のち雨になっているので、ギリギリレースはなんとかなりそう。

ところが、朝になって外を見ると雨が降っている。今年は雨だと思って諦めて二度寝すると7時半頃になっていた。

雨は小雨に変わっている。なんとかなりそうなので、途中参加することにした。

9000番の人たちに混ざって上り始めると、体が思い。体重増の影響はやはり大きい。

雨も強くなり、シューズが重くなってきた。しかも雨が入って冷たい。雨の日に走ったことがなかったので、ビンディングシューズ用のカバーが必要なんだな。

ゴールタイムは予想通り?の90分オーバー。また来年があるから体重を落として頑張ろう。

富士ヒルクライムは5合目まで上った後は、当然下りがある。雨が降る中の下りは上りよりも辛かった。

雨の日のレースは雨対策が必要なことを身を持って学んだ。よく思い出したら雨の日に走るのは今回のヒルクライムが初めてだったw

今年はタグの回収とリングとタイムが交換のため行列になっていた。タグだけ先に回収して、希望者のみにリングとタイムを渡せば、急いでいる人はわざわざ陸上競技場まで歩かなくてもいいのかも

ホテルのチェックアウト時間に間に合わなかったので、温泉に入れず駐車場で着替えた。横を見ると同じように着替えている人がいた。

来年は晴れるといいな

2018富士ヒルクライム もう追いつけない

2018年6月10日(日)に開催された富士ヒルクライム。

今年は前日の土曜日に仕事だったのでレンタカーは使えず、自転車は「シクロエクスプレス」でホテルに事前発送していた。東京から河口湖までは高速バスで移動する。去年まではレンタカーで移動していたが、東名高速の渋滞で朝9時に出発しても到着が13時過ぎになっていた。そのため、昼過ぎの高速バスに乗って受付時間中に到着できるか心配していたら、渋滞もなく15時ころには到着できた。

前日の天気予報では雨の確率80%で、DNSするかどうか迷うレベルだった。当日の朝はまだ雨が降っていなかったので、とりあえず会場に向かって走り出した。

富士ヒルクライムに出場すると思われるグループの最後尾に付いていくと、信号で道を尋ねられた。実は他のグループに付いていけば会場につけると思って地図を見ていなかったので、あまり話すとボロが出てしまう。信号が変わったので、先頭をお願いして走ってもらった。

会場に到着してから、何も飲んでいないことに気がついた。慌てて自動販売機を探すものの、売り切れが多く、お茶しか残っていない。しかたなくお茶を買って急いで飲んだ。

今年は前日に5合目行きの荷物を預けることができたため、会場にはスタート時間の30分前に到着しても間に合う。そのため、いつもならスポーツドリンクを持ってきていたが、今年は持ってきていなかったのが裏目に出てしまった。

時間になりスタート!計測開始地点までは集団でしばらくゆっくり走る。

胎内交差点を左折すると、いよいよ集団のスピードが上がり始める。いつもなら集団に合わせて加速するはずが、体が重い。心拍数を見ると150~160の間だが、これ以上はスピードが上がらなそう。

追い抜くよりも追い抜かれる方が多い。そういえば、体重が去年より2kgほど増えていた。お腹周りの脂肪が重くて今年はだめのなのかな?

結局いいところが全然なく、抜かれながらも五合目を目指していると、手前の平坦区間で脚をつってしまった。脚をつったのは始めてだったので、最初は何で痛いのかわからなかった。

左足がつっているので、右足でペダルを漕ぐ。進むけれども歩くような速さで、どんどん抜かれていく。

結局ゴールしてタイムを見ると、初の90分オーバーだった。

楽しみにしていた富士ヒルクライムは、衝撃のブルーリングという結末になってしまった。走りながら原因を考えていると、NaとCaの量が足りず、筋肉のイオンチャンネルに十分な量のイオンが流入せずに、収縮がうまくいかなかったことに原因があるように思われる。

補給のペットボルトも重量軽減のため乗ってきていなかったのも裏目に出てしまった。来年はお腹周りの肉ベルトを落として軽量化すると同時に、スポーツドリンクを持ってこよう!

教訓を学ぶ大会になってしまった・・・ 来年はもう少し練習してから参加しようと決意して、下山グループに急いで合流する。ホテルのチェックアウトが11時なので、急いで戻らないと温泉に入ることができなくなってしまう。

2018年富士ヒルクライム

大手町から手賀沼までツーリング

新年度が始まって初のツーリング

新年度が始まり、新入部員も増えると思っていたが、ロードバイクを持っている人が少なく、自転車仲間はいつもと変わらないメンバーだった。

今回のツーリングは、大手町出発で我孫子市の手賀沼を一周して帰ってくるコースで、75kmを3時間で走る予定になっている。

大手町スタートなので、地下鉄で輪行することになった。新幹線は輪行経験があるけど、地下鉄での輪行は初めてなのでドキドキしながら乗ってみた。

邪魔にならないか心配していたのに、いざ乗ってみるとガラガラで全く問題なかった。とりあえず邪魔にならないスペースに置いてみる。

ヨーロッパや台湾に出張すると、ロードバイクを電車にそのまま積むことができる。日本の鉄道会社も、有料でいいので土日限定で自転車をそまま積みこめるようにしてくれれば、利便性アップ&収益アップにつながるのでは?新幹線はデッキしか置き場所がないけれど、地下鉄は車イススペースがあるので置き場所には困らなかった。

ロードバイクが軽いといっても、左手にホイール、右手にフレームを持って歩くと腕がプルプルする。それでも、腕がプルプルした以外は順調で、予定通りに大手町に到着した。

江戸川サイクリンドロードは走りやすかった

江戸川サイクルングロードは道幅が広く、歩行者や走っている人が少なく走りやすかった。一方、いつも走っている玉川サイクリングロードは砂利道になったり、道幅が狭くて意外と走りにくい。

信号もなくずっと走ることができる江戸川サイクリングロードは、トレーニングに最適かもしれない。近くに住んでいれば毎日練習できるのに残念!

運河経由で我孫子にある手賀沼まで走って昼食を取る。昼食に入ったレストランは、以前は魚屋だったとのことで、しらずマグロ漬丼を食べたら美味しかった。

昼食を食べたら、今度は手賀沼を周って東京に戻る。道を知らないのでトレインを引くことができず、脚は温存されている。

ヒルクライムレースが6月にあるので、アウター縛りで走った。上り坂はさすがにキツイ!

大手町から輪行して帰る。帰りの地下鉄もガラガラで、電車の最後尾に置き場所を確保できた。案ずるより産むが易しだった。輪行袋(ワープ袋)で気軽に移動できることが判明したので、これから走りに行ける場所が増えそうだなぁ。久しぶりのツールングで楽しかった。だけど日差しが強く、日焼けが心配!

家に帰ると、タイヤ交換用の工具と新品チューブが床に転がっていた。持って行くのを忘れていたらしい・・・

富士ヒルクライムの先行予約が開始

2018年から優先エントリーが開始

メールが届いた。2018年から富士ヒルクライムの過去参加者は優先エントリーできるようになった。

2018年は6月10日に富士ヒルクライムレースが開催される。2月1日から優先エントリーが開始になったので、早速エントリーしてみた。

毎年エントリーしていたが、開始直後は人数が多くてエントリー画面が表示されるまで時間がかかっていた。今年は優先エントリーで人数が少ないためか、5分もかからずエントリーが完了。

さらに今年から荷物の前日預かりが開始されている。去年は頂上に預ける荷物のトラック前が大渋滞していて、1時間以上も前に会場についているのに預けるまで時間がかかり、結局トラック発進のぎりぎり直前にようやく預けることができた。

トイレの前も大渋滞で、荷物とトイレ待ちで2時間ぐらい時間をつぶしていたが、今年は荷物待ちで並ぶことはなさそう!去年はトイレの行列が「caca(うんこ)」待ちであることを発見した。行列に並んでいる人の80%は「caca」用の個室に用があるので、「pipi」の人が同じ列にならんでしまうと1時間はムダになってしまう。

出走30分前に会場に到着できればよさそうなので、今年からはだいぶ楽になる。

ところでなんでみんな「caca」で大行列をつくるんでしょう?ホテルでゆっくり出してくれば、我慢しなくてもいいのに。

早めの宿泊先確保が重要です

富士ヒルクライムは日程が決まり次第、宿泊先を確保しないと大変なことになってしまう。高級な宿泊先しか空いていないといったことも過去あったので、今年はもう予約してしまった。

ツレもいるので、露天風呂付のホテルや旅館を探すと、今年はまだ空きがあった。去年のホテルも良かったけど、せっかくなら温泉に入りたい。そんなわけで、結局高級なところを予約してしまった。

申告タイムの入力もあるので、今年もシルバ-リングの75分切りを目指して75分にした。過去のタイムの入力欄もあったので、初めての人がいきなりガチ集団に囲まれるといったことは少なくなりそうな感じがする。

今の自転車は気に入っているけれど、ヒルクライム用の軽量化したモデルではない。もう少し円高になったらヨーロッパから輸入したいけど、アメリカが金利を上げそうなので円高になる可能性は低そう。ヒルクライム用のロードバイクを買うのはもう少し先かな~

マンションの近くに坂があるので、今年はダンシングを練習してからレースに出場しよう。いつも一人で練習しているので一緒に練習したいけど、近くを走るチームは競輪選手っぽく、声を掛けることができない。車と同じくらいの速度で坂を上っていくのですぐちぎられそう。もう少し速く走れるようになったら声を掛けてみようかな。

ヒルクライムレースと心拍数

富士ヒルクライムレースが終了してから4ヶ月。今年の富士ヒルクライムの動画を見ながらとんでもないことに気がついてしまった。

速い人の心拍数は170を超えているのでは?!

富士ヒルクライムを60分前後で走りきる人たちの心拍数は170を上回っているのに対して、私の心拍数は160を超えることがない。この違いがスピードの違いになっているのでは・・・

最大心拍数は「220-年齢」で計算できる。今年で37才だから最大心拍数は183になるので、もっと心拍数を上げてもよかったのではないかな。

う~ん・・・。ギアを重くして長時間漕ぐトレーニングだけでは、富士ヒルクライムのシルバーリングはムリみたい。

それにツール・ド・フランスのDVDを見て、プロでも心拍数が170~180なら自分はもっと心拍数が低くても問題ないと思い込んでいたのがよくなかった気がする。3年目でようやく気がついたのは良かったけど、ソロで走る限界なのかな・・・

ローラー台トレーニングもマンネリ化してきた。HULUを見ながら漕いでいるけど、どうも速くなった気がしない。

富士ヒルクライムの動画を見ながらローラー台を漕ぐと、いつもの2割増しくらいの速度になっている。ヒルクライムレースの動画にここまでの影響力があるとは。

富士ヒルクライムの動画だけだと飽きるので、榛名山や伊豆サイクルスポーツセンターの動画をローテンションで見ている。弱虫ペダルに登場するコースを走るのは面白い。坂道くんと違ってフラフラ坂を上るけど・・・

ローラー台の練習用トレーニングを考えてみた。名付けて「心拍数アップトレーニング」

    1. アウターで重いギアを漕ぐトレーニングを45分。ギアを軽くしてクールダウン10分。目標速度30km/h以上。ヒルクライムレースの動画を見ながら漕ぐ。
    1. インナーギアで回転数100以上のくるくるトレーニングを45分。クールダウン10分。
  • とりあえずこのトレーニングを実践してみようと考えて、年代別で富士ヒルクライムで優勝した人の動画を見てみた。

    速すぎる・・・ 坂道くんもこんな感じで上るのかな?!誰にも抜かれることなくゴールした。一緒に走ったら3分で千切れそう。

    2017年富士ヒルクライム

    富士ヒルクライムの日がやってきた。
    去年は会場で荷物を預けるまで渋滞で時間がかかったので朝5時にホテルを出発した。
    ところが、去年と同じ地点から渋滞が始まっている。みんな考えることは同じなんだよね。

    荷物を預けるのは6時までとなっているので、時計とにらめっこしていた。
    まだ預けてない人がこんなにいるから荷物のトラック時間通りに出発しないよね。
    6時を過ぎても荷物は預けることができたので、荷物を持ってヒルクライムする事態は回避できた。

    自転車を置いて、トイレを探すとどこも長蛇の列になっている。
    長い列に並んで待っていても全然進まない。
    富士ヒルクライムは速い人でも1時間以上自転車を漕ぐので、トイレに入れないと悲惨なことになってしまう!
    男なのに時間がかかりすぎると思っていると、横からトイレに入る人がちらほらいる。
    もしやと思って列を飛び出しトイレに入ると、小はガラガラで大の方は大混雑していた。
    弱虫ペダルの鏑木くんみたい。
    ホテルで出してくればいいのにと思いながら5000番の場所に戻るとスタート地点への移動が始まっていた。

    出発前にブヨに脚を刺されて血が出ていた。
    始まる前から不吉な予感・・・

    いよいよヒルクライムレースがスタートした。
    最初はゆっくり走り出すので、集団についていく。
    計測開始地点からはスピードが上がり、全体のスピードが早くなる。

    富士ヒルクライムは、一合目までの傾斜が比較的急なので心拍数を確認しながら走る。
    心拍数は160で去年よりは速く走っている感じがする。
    と思っていると、5km地点んでシルバーリング目安タイムを2分も下回っている。
    去年とほとんど変わらないタイムにすこし焦る。

    富士ヒルクライムは90分を切るとブロンズリング、75分を切るとシルバーリングがもらえる。
    2年連続ブロンズリングだったので、今年はシルバーを目指してスピードを少し上げて走る。

    富士ヒルクライムは平均斜度が5.2°なのでそんなにキツくないはずなのに、回転数が上がらない。
    3合目付近で6000番代のトップグループに抜かれてしまう。
    ついていこうとしてもちぎれてしまう。抜けない!
    自分弱くなった?!

    ムリをせずにマイペースで走っていると、75分の目安タイムより段々遅くなっている。
    集団も安定してきて、同じペースで走るグループに分かれた。
    抜きたいけれど抜けない!

    4合目の太鼓の演奏の後は、山岳スプリットの1km区間がある。
    スプリット区間は斜度がキツイのに頑張る人が多いので抜かされてしまう。
    この区間を頑張る人は、スプリット区間が終わると減速するため追い越して5合目を目指して走る。

    そして最後の平坦区間に差し掛かる。
    タイムを縮めるために、この平坦区間はトレインを組んで高速走行する必要があるけど、ちょうどいいトレインが来ない。
    しばらくソロで走っているとトレインが抜いていくので、最後尾にひっついた。
    トレインで走ると空気抵抗が少ないので、40kmを超えるスピードが出せる。一人で走るのとは景色が違う。

    最後の急坂を上ってゴールする。
    タイムは80分ちょっとで75分の目標には届かなかった。
    3年連続ブロンズリング。

    五合目はすごい人。ぞくぞくゴールするので、選手でいっぱいになる。
    ソフトクリームを食べようと考えていたけど、思っていたより寒かったので諦めた。

    富士山の6合目以上にはまだ雪が残っていた。
    ホテルのチェックアウトが11時なので、慌ただしく下山グループに合流して下り始める。
    ホントはゴール地点で用意されているうどんを食べたいけど、時間がなくて毎年諦めている。
    シルバーリングを獲得できるようになれば、うどん1杯ぐらい食べる余裕ができるよね!