箱根ヒルクライム前日

ヒルクライム講座で上り方を研究

箱根ヒルクライムの前日エントリーに行ったついでに、ヒルクライム講座が開催されていたので参加した。

いつもはぼっちで走っているので、走り方が自己流で上達速度もゆっくりだ。
このまま自己流で走っても、速く上れるようになるか怪しくなってきたな。
と思っていたので、ちょうど良い機会だしヒルクライム講座い参加した。

要約はつぎのような感じ

①慣れない事はしないほうがよい

レースでヨーロッパから輸入の高級サプリを摂る、新しいホイール・シューズ等に換えてみるといった普段と違うことをしても、逆に遅くなってしまうらしい。

実体験に基づくアドバイスで、高級サプリは吸収が良すぎて途中でエネルギー切れになってしまったのだ。
また、新しいホイールとシューズは機材トラブルの元になるといった理由。

前日に何をやっても早くなることはないので、普段通りに過ごすのが良い。
何かすると逆に遅くなることが多いのだ。

②ダンシングは脚が終わる

上手な人は別の筋肉を使うから問題ないけれど、ダンシングが下手だとシッティングと同じ筋肉を使うので、終わりかけの脚が本当に終わってしまう。
ダンシングするならまだ脚が残っているうちにダンシングする。

③ペース配分は前半余裕を持って

レースだと普段より周りのペースに流されやすいので、前半は自分でゆっくりだと感じるペースで走る。
後半の失速を防ぐためには、心拍計やパワーメーターのワットを目安に走ると安定する。
レースだと頑張れそうな気がするが、それは気のせいで通常より早くなることはないから前半に頑張り過ぎないように心がける。

④早めのギアチェン

プロのレースだと「チェーンが外れた」は機材トラブルではなく、ギアを換えるのが下手だと判断される&周りの迷惑になるので罵声を浴びてしまうらしい。
プロの世界は厳しい!
チェーンが外れるのはムリな組み合わせギアチェンが原因!なので、機材トラブルのせいにはできないのがその理由。
また、プロほど細かくギアを換えるので、負荷を一定に維持できるようにギアチェンを早めに行う。

⑤上体は動かさない

ヒルクライムでは特に、体を左右に振って上る人を見かけるが、ムダなエネルギーを使っているので早く走れない。
ペダルを踏み込む力で上体が浮き上がるのを、体重で押さえるのは実は効率がよくない。
踏み込む脚と、引き脚のバランスがよくなれば、上体を振らなくても上ることができる。

⑥接触しても倒れないポイント

前輪に全体重をかける初心者は転びやすい。要はバランスの問題らしいが、こればっかりは練習が難しそう。
ぼっちで走っているので、誰か練習に付き合って・・・

競輪選手のチームスプリントを見学

ヒルクライム講座の後は、トラック内から競輪の模擬レースを見学のイベント。
1番前を走る誘導員がしばらくトレインを引っ張り、外れるとスプリントが開始される。ゴール直前の半周はトップスピードが60km/hを越えるらしく、すごい迫力があった。

ゴール前のスプリントはTVのツールドフランスでしか見たことなかったけど、間近で見るレースはスピード感が伝わるからドキドキした。3人で走るチームスプリントも面白い。オリンピック競技なのでリオのレースも放送して欲しい。けど、日本では自転車競技はマイナーだから、せっかくの競輪も放送されない可能性が高い。
弱虫ペダルのオリンピック編とは、マイヨ・アルカンシエル編なんて制作すると人気が出ない?

東京オリンピックは見に行ってみようかな。・・・自転車競技ならチケット買わなくてもコースで見れるよね?