出張で熊本に来た

出張で熊本に滞在していた。地震の影響で道路が普通になっている箇所が何箇所かあった。

地震で阿蘇大橋が崩れた箇所は未だに通行止めなので、ミルクロード経由で黒川温泉に移動した。今回の出張は2週間なので、週末は黒川温泉に行くのだが、ミルクロードが国道57号線の迂回ルートなので渋滞に何度か巻き込まれた。

レンタカーで移動していると、時々出現する斜度の標識が気になる。「ここは富士ヒルクライムと同じ」「箱根ヒルクライムを超える激坂区間」などと考えてしまう。

出張だとロードバイクを持ってくることができないから、ヒルクライム中のローディーを見ると羨ましくなってしまう。

阿蘇ミルクロード

坂を登るとミルクロードから阿蘇のカルデラを一望できる。ここでレンタルサイクル屋を始めたら、仕事のついでに毎日走れそう。

阿蘇のカルデラを望む

11月に入ると風が冷たい。ラピュタの道も崩れて立ち入り禁止になっていた。レンタカーで走るより、ロードバイクに乗りたいけど、坂がきついからミルクロードまで上れるのだろうか・・・

阿蘇山が噴火中

ミルクロードでずっと景色を楽しみたいけれど、寒いから温泉に移動する。

黒川温泉ではミニリュウを捕まえた。ジムにもポケモンを置いてみたが、観光客が多いせいかすぐに落とされてしまう。

次の日に山奥の神社に行くと、なんとジムになっていた。車を止めることができない場所なので、すぐに落ちないだろうと思ってポケモンを置いてみると1週間以上戻ってこない。

ポケモンを設置するジムは車で来れない所がいいらしい。さらに観光客もいない寂れた所だと、レベル2のジムでも落ちないらしい。

横浜に帰ったら、三浦半島を一周しながら寂れたジムを探してみようじゃないか!自転車なら山奥にも行けるから、探しやすいよね。

カイロスが出てきてしまった

帰りに、たまごからカイロスが出てきてしまった。2回連続カイロスって確率的にすごいんじゃないかな!

クロスバイクでポケモンハント

10月からポケモンgoを始めた。

会社の人も同じ時期に始めたので、一緒にポケモンの巣と呼ばれる出現ポイントにクロスバイクで行くことになった。ネットで調べてみると、横浜周辺は巣になっている場所が多い。

途中で咲いている一輪の桜を発見した。10月半ばなのに27℃もあったから、桜の木も体調を崩したのかな?

10月に咲く一輪の桜

まずは臨港パークに行ってみる。

エレブーが出現する。ピカチュウの巣だと思っていたけど、エレブーの巣に変わったようだ。エレブーの方がレア度が高いらしく、友達は喜んでいた。ポケモンにあまり詳しくない自分としては、ピカチュウをハントしてみたいけど、この日は影しか見ることができなかった。

次は山下公園に移動する。

氷川丸

氷川丸が係留されている山下公園にはカイリュウが出るらしい。行った日はケーシーの巣になっていたので、大量にゲットする。

進化させるとユンゲラーになったが、何故かスプーンを持っている。エスパータイプなのでスプーン曲げをするのだろう。スプーンだと攻撃力がないのでは!?

山下公園ではバラがキレイに咲いていた。そう言えば、秋はバラの美しい季節だった。実家のバラ園はもう少し遅く咲いていたけど、横浜は温かいので咲くのが早いんじゃないかな。

山下公園のバラ園

バラは病害虫に弱いので育てるのが大変な植物だが、キレイに咲いている。バラを食い荒らすイモムシのビードルやキャタピーが出たら、全て捕獲するつもりだったが影も形もなかった。そして、ミニリュウが1匹出たけれど、お目当てのカイリュウも出なかった。

氷川丸とバラ園

歩いてすぐの中華街でお昼を食べる。フカヒレスープを飲みながら、中華街でハントしたポケモンを見た。

コダックにポッポをハントしたけど・・・中華の食材みたいだけど、それも考えて配置されているのだろうか?

本日の最後は港の見える丘公園に行ってみる。

港の見える丘公園

ここはオムナイトの巣になっていた。オムナイトって進化すると可愛さが半減するので、このままで良いかな。

港の見える丘公園にもバラ園があった。ここは観光客が来ないから、のんびりと見て回ることができる。

港の見える丘公園から横浜を望む

横浜は公園が多くてポケモンを集めるのに効率がいいかもしれない。次は三浦半島を一周してハントしてみようかな。

ローラー台でダイエット成功

会社の健康診断に引っかかってから、間食を止めてみた。

ローター台を220Wで漕いでいるので、有酸素運動でダイエット効果があるはずだ。負荷が少ないから速く走れるようになっていないが、体脂肪率だけは落ちているはずなのだ。

最近買った体重計に乗ってみる。今の体重計は、乘るだけで体脂肪率やBMIを測定してくれるので、結果を見るだけでも楽しい。

体重

体重は、ほぼ去年と同じ数字。ローラー台を始めて1年で6kg減ったけど、2年目以降はあまり減らなくなった。

BMI

BMIは平均よりやや低めの数字。アメリカの保険会社による統計では、BMIが26~27で最も死亡率が低いらしい。正規分布なので、痩せ過ぎても太り過ぎてもダメなのだ。BMIは18.5~25未満で普通らしいけど、もう少し体重を増やしたほうがいいのかなー

体脂肪率

体脂肪率はなんと10%を切っていた!お腹の腹筋もくっきり割れて見える理想の数値らしい。たいして苦労もせずに体脂肪率を下げることができていた。

ローラー台ダイエット専門のスポーツジムを設立すれば、大儲けできる予感がする。「1日1時間自転車を漕ぐだけダイエット」で商標登録しようかな。私必死にダイエットしてます!って感じがしない自転車ダイエットなら、マダムや会社重役の間で流行るのではないだろうか。

内臓脂肪

そして内臓脂肪は1という数字。メモリが1番左を指しているので、低いスコアらしい。

さてと、それでは今日もローラー台を漕ぐため、トレーニングルームに移動しましょうかね。

ディレイラーXT(3段)と105クランク(2段)は互換性がなかった

GiantのエスケープRX2を、フロントにMTB用のディレイラーXTと105(3段)のクランクセットを組み合わせで使っていたのだ。

特に問題なく使えていたのだが、今年の6月にクランクセットの溝が削れるという問題であえなくクランクセットを交換。

クランクセットは2年ぐらいで寿命を迎えてしまった。

そして購入したのが105のクランクセット。ただし、3段は値段が高かったので2段に変更したのだ。もともと通勤用のクロスバイクで、市街地走行なので3段のうちのアウターを1回も使ったことがなかった。

早速クランクを取り付けて、ワイヤーの調整をする。ディレイラーの調整は何回も経験しているので10分で調整が終わる。

XT3段と105クランク2段の組み合わせ

ここで問題が発生。調整ネジのネジ穴がバカになりかけている。六角穴付きボルトなら良かったのにと思いながらプラスドライバーで回すと、ネジ穴が潰れてしまった!! げーーーっ!?

プラスとマイナス型はネジ穴を潰しやすいので、もう少し設計で配慮して欲しい。台湾で見た星型のネジ穴も潰れなくていいかもしれない。

しょうがないのでディレイラーの位置を調整すると、インナー側は問題なくチェーンが回るようになった。

次はアウター側の調整なので、シフターを押すと問題なく変速した。

フロントディレイラーのXT3段と105クランクセット2段は干渉する

ところが、クランクを回し続けるとコツンと何かがぶつかる。フロントディレーラーとクランクセットが干渉している!

なんてこった・・・フロンドディレイラー(3段用)のXTとクランクセットの105(2段用)は干渉するのだ。

ネジ穴も潰れたことだし、フロントディレイラーを海外通販で買おうかと思ったが、30km/hの巡航速度なので、アウターがそもそも必要ないことに気がついた。

貧脚だからインナーだけでも全く問題ない。フロントはシングルギアで固定したまま通勤することにした。

貧脚で良かった・・・。

ヒルクライムで速くなるトレーニング

富士ヒルクライムでは、ゴールタイムによって、ゴールド(65分未満)、シルバー(75分未満)、ブロンズ(90分未満)のリングが届く。

富士ヒルクライムブロンズリング

2016年の男子では、全体の34.3%(ほぼ3人に1人)がブロンズ以内のタイムで走り、8.28%(ほぼ100人に8人)がシルバーリングを獲得、そして0.57%(ほぼ1000人に6人)がゴールドリングに到達している。(主催者選抜を除く)

レース初参戦の去年の富士ヒルクライムは、87分でゴールした。それから1年、毎日の通勤で25kmとローラー台で25kmの1日50km走った。1ヶ月で1,500kmなので、2年目は75分のシルバーも夢ではないと思っていたけど、結果は84分だった。

シューズなどで軽量化したので、事実上、速く走れるようになっていない。いや、上がってないどころか、平坦区間でトレインに乗れたから遅くなっているかもしれない。

トレーニングしても速く走れない原因

というわけで、海外のトレーニング関係の文献を読み漁る。おかげで、なぜ1ヶ月に1,500km走っても速くならないのか原因が判明した。

ジャイアントのローラー台

運動強度が足りないと早くなることはない!そういえば、ローラー台練習はhuluを見ながら25km程度のスピードで漕いでいたし、通勤は市街地なので信号が多く、心拍数が130を超えることはない。

富士ヒルクライムのタイムとローラー台の放熱量から、使っているジャイアントのローラー台CYCLOTRON FLUIDのワット数を研究所のスーパーコンピューターを使って計算してみた。

熱解析からローラー台のワット数を調べてみた

スパコンの解析結果では25km-220W、26km-240W、27km-260W、28km-280W、29km-300W、30km-320Wとなる。ワット数の全てが熱に変わるわけではないが、280Wもあれば卵焼き、320Wでステーキが焼ける表面温度になることがわかった。

25kmでトレーニングするとだいたい220Wになる。この運動強度では、いくら長時間練習しても効果がないらしい・・・

シルバーを獲得するためのトレーニング

試しに全力で走ってみようと思い、ローラー台を30kmで漕ぐこと5分、息も絶え絶えになる。ちょっと強度が高いのかと思って28kmで漕ぐと、今度は15分で限界になる。なんと!この私がこんなに弱かったとは。

でもこれでローラ台での練習メニューが決まった。

月曜日、28km(心拍数150)を15分+インターバル走5分を2回繰り返し、20分かけてクールダウン

火曜日、25km(心拍数130)の一定ペースで1時間ローラー台

水曜日、30km(心拍数160)を5分+インターバル走5分を3回繰り返し、20分かけてクールダウン

木曜日、25km(心拍数130)の一定ペースで1時間ローラー台

金曜日、25km(心拍数130)の一定ペースで45分ローラー台+高速回転(100回転)ペダリングのトレーニング15分

土曜日、月曜日と同じトレーニング

日曜日、三浦半島1周でのんびり120kmのロングライド

この練習メニューでシルバーリング取れたらどうする?私!

来年こそはシルバーリングを獲得して、貧脚向けのトレーニング本を執筆、そしてベストセラー作家になって大金持ちに、なんて。

遺伝子とスポーツと自転車

リオ・オリンピックで自転車は脇役?

リオ・オリンピックが8/3~8/21の期間が開催されていた。自転車競技を見たかったけど、ロードバイクとスプリントは地上波で放送しなかった。

日本人がメダルを取れない競技は放送されないし、報道もかなり少ない。そのため、レースがいつあったのかも知らなかった。弱虫ペダルで人気が出たと思っていたけど、やはりメダルが期待できない競技は冷遇されるらしい。

メダルの取れない競技が放送されないのはヨーロッパの国でも同じらしく、イギリスのTVでは陸上ばかり放送されている気がする。出張中のイギリスで初めて馬術競技を見たが、馬と騎手の一体感が見ている側にも伝わってくる。

ところで、自転車競技でメダルを取った選手の国籍を見ていると、見事に欧米の国に集中している。自転車が高価で経済力のある先進国が有利であれば、日本人もメダルを1個くらい取れても良さそうだがそうでもない。

ということは、短距離や長距離走と同じく、自転車競技も遺伝子で決まってしまうのだろうか?

ヘモグロビンの酸素運搬能力は遺伝子で決まってしまうらしい。そのため、1%の才能(能力に影響する遺伝子)を持たない人は、どんなに努力しても才能のある人には勝てないらしい。確かにリオ・オリンピックの男子マラソンはケニア、エチオピア、アメリカとアフリカ系で独占されている。短距離も同様にアフリカ系が独占。

もともと才能のある人がドーピングに手を出せば、ツール・ド・フランスで7連覇したランス・アームストロングにようになってしまう。父親を知らず、がんを克服したアームストロングなら、美談が好きな日本のTV局でなくてもドーピング疑惑を追求できなくなってしまう。

今回のオリンピックではロシアのドーピング疑惑で揺れていたが、当時のアメリカのUSポスタルチームの選手全員がドーピングしていたから同じ穴のムジナだと思ってしまう。ドーピング問題で毎回メダルが剥奪される選手の出るオリンピックは、素直にレースを楽しめなくなってしまった。昔はオリンピックを見るのが楽しかったけど、最近は市民レースの車載カメラで撮った動画の方がら楽しい。

普通の人がドーピンするメリットはないから、純粋にスポーツとして楽しめる。

子供の頃、スポーツ教室に通ったけど、結局たいして身につかなかった。私にはオリンピックに出れるほどの才能はないと子供の頃からわかっていたけど、親が体育教師の人だと結構プレッシャーがすごそう。

もっとも日本だと、自転車競技の人口が少ないため、ロードバイクに1回も乗らないままで才能を埋もれさせてる人が結構いそう。子供の時に遺伝子検査で1%を選抜すると、日本もメダル圏内に選手を送り込めるかもしれない。

その代わり、私みたいなその他大勢には、優遇措置が何か欲しい。電動補助装置の使用可とか、軽いロードバイクの購入に補助金を付けるとかすれば、普通の人でも優勝争いを経験できるかもしれない・・・

オリンピックなら特殊な遺伝子を持った人のショーウィンドウでもいいけど、市民レースなら練習しだいで普通の人にもチャンスがあってもいいんじゃない?一回でいいから先頭集団で走ってみたい!

未来の自転車レースで、「貧脚レベル3だから、50Wまでの電動装置が使用できます」とか言われそう・・・

夏のサイクリングは危険がいっぱい

夏の自転車は暑さで乘るのが段々とめげそうになってくる。

1番暑い時間帯の午後1時から3時間多摩川の土手を走ってしまった。

暑いので走りたくなかったのに、友達に誘われてしまった。ポンド安を利用してロードバイクを買ったので、この暑い夏の時期に走りたくてしかたないらしい。

さすがに暑すぎるからか、多摩川の土手は人気がない。春とか秋はマラソンをしているランナーでいっぱいの土手も閑散としている。

あまりの暑さに汗で前が見えない。久しぶりの実走行なのに、ぐだぐだっぷりで、速度は25km程度しかでない。

温度が高いと気体の粘性係数は増えるため、夏だとスピードが出ないらしい。さらに湿度が高いので、汗が蒸発しにくく体温が冷えないから体がオーバーヒートしないようにリミッターが働くせいか、スピードを出したくない。

集合地点から走り始めると、5kmおきにペットボトルで水分を補給するほど喉が乾く。

しかし、片道25kmのコースで、往復10本もペットボトルを買うと、財布にも体にもダメージがありそう・・・

そんなことを考えながら走っていると、後ろから「ガシャン」と異音が聞こえた!振り返ってみると、新しい自転車を買った友達が落車している。

本人にはケガがないものの、ディレイラーが壊れている。

「買ったばかりのロードバイクがーーーーっ」

友達はヨロヨロと自転車を押しながら自転車屋へと向かった。

こういう時って、なんて声かけたらいいのか迷ってしまう。電動のアルテグラが余っていればあげてもいいけど、ウチには壊れかけの105クランクセットしか余っていない。

万事塞翁が馬だ。そのうちいいことがあるだろう。

ペダルが外れない

クランクセットの交換は無事に終了して、チェーンも取り付けた。後はペダルを古いクランクセットから取り外して、新しい105のクランクに取り付ければ一段落する。

通勤用のクロスバイクには、両面spdペダルを使っている。ペダルは値段が結構高いので、再利用して節約できそうだし、とりあえずホッとした。

右のクランクセットのペダルはすぐに外れたので、次は左クランクのペダルを取り外す。

自転車を買って以来、パダルの取り外しで苦労したことはなかったから、簡単に外れるものだと思っていた。

外れない!!

なんでこんなに固いの!?手で六角レンチを回そうとしても、びくともしないので、固定して足で体重を掛けるがそれでもネジが緩まない。

最初はトルクレンチで外そうとしたけれど、力を入れ過ぎると壊れそう。トルクレンチが壊れるとまずいので、Hozanの六角レンチを工具箱から取り出した。

こんどはHozanの六角レンチを足で踏んでみる。折れそうになるほど踏んでみるが、全く緩む気配がない。レンチも面白いほどしなっているけど、ペダルはいぜん健在のまま。

そしてフローリングには2つ穴が開いた。ダンボールを3重に敷いていたのに、貫通してしまった!

内心の動揺を隠し、穴の上に新聞を置いた。あぁ、蚊が多いけど外に出ないとダメらしい。

そういえば、会社だとボルトに潤滑油をかけて、インパクトを使って外している。556はないけど、ワコーのチェーンルブで試してみようじゃないか。

固くて外れないペダルにチェーンルブを使用

チェーンルブをかけてみると、あっさり緩んだ。作業は手順を守らないとフローリングが穴だらけになってしまう。今こそ初心に帰らなければ

室内に戻ると、フローリング掃除中のツレにバレていた・・・、弁解の余地なし。

クランクセット交換と締め付けトルク

セミの脱皮を初めて見た

頼んでいたクランクセットがイギリスから到着した。

会社に行く前に早起きして、クランクセットを取り付けるつもりでガレージに移動する。玄関前に出ると、セミが脱皮していた・・・.。セミの脱皮は鳥が起きる前の早朝のはず。明るくなってから脱皮したら鳥に見つかるんじゃない?

セミの脱皮を撮影

初めて見たセミの脱皮。面白いのでしばらく見ていたがあまり変化がない。セミにも個体差があって、ゆっくりしているのかもしれない。

この辺はラジオ体操が7時30分からだから、子供に見つかる前に飛んで欲しい。はたして間に合うのか?

脱皮したばかりのセミはキレイ

クロスバイクをセットして、クランクを交換するために工具を準備した。チェーン交換がめんどくさいけど、今回は秘密兵器「ミッシングリンク」のおかげで楽に交換できる。とりあえずちチェーンを外す。

洗浄前のスプロケット

スプロケットが泥だらけ!

夏は暑いので自転車の洗浄をサボりがちになる。チェーンもスプロケットも真っ黒で、新しいクランクセットをつけると汚れが移りそうだ。

クランクを取り付け前にロードバイクを洗うことにした。

洗浄後の輝くスプロケット

100均で買った包帯に洗浄液をつけて、スプロケットに引っ掛けて動かすと3分でキレイになる。黒かったスプロケットに銀色の輝きが戻る。

続けてクランクを取り付ける。クランクセットは締め付けトルクに気をつければ、簡単に取り付けできてしまう。

105のクランクセット

さずがにフロントディレイラーにクランクがぶつかるので、位置を調整することになった。とりあえずワイヤーとフロントディレイラーを外す。

クランクボルトの締め付けトルクは12-14Nm

クロスバイクを買う前は、メンテナンスは専門店で行うものと思っていた。海外通販を利用するようになってから、自分でいろいろコンポを交換してみると、思ったより簡単にできてしまう。

コンポの取り付けで欠かせないボルトの締め付け管理も、トルクレンチがあれば誰にでもできる。

シマノの多国籍説明書によると、クランクボルトの締め付けトルクは12 – 14Nmなので結構強く締め付ける必要がある。キャップは0.7 – 1.5Nmなのでこっちはそこそこのトルクで締め付ける。

自転車は乗るのも楽しいけど、メンテナンスも楽しい。でかいプラモデルとたいして変わらないので、自分で挑戦してみるのも面白い。

クランクが脱落しかける

通勤途中でクランクが空回り

朝の通勤自転車で車道の端を走っていた。

車とスピード差があると怖いので、35kmまで加速しようと力を入れた瞬間、左ペダルがスコンと抜ける感覚になる。

ビンディングペダルではないので、右足だけでペダルを回すことができない。焦ってもスピードは落ちるばかり。どうしたんだろう。

今までパンクなどの細かなトラブルはあったものの、自転車のトラブルで遅刻したことはない。

止まって調べてみるとクランクのキャップが無くなっている!しかも左クランクには金属の削りかすが付着。とりあえず六角レンチで2箇所のボルトを締めてみる。

クランクのキャップが外れて脱落しかける

気を取り直して再度漕ぎだすが左クランクを踏んでもスコンと抜けてしまう。自動車も通るのでノロノロ走るわけにもいかない。

ヤバイ!段々と時間がなくなる。一旦停止して、前回よりボルトを強く締め付けてみる。よくよく見ると、かみ合わせの溝が削れて、少しでも力を入れると抜けそう。

クランクの溝が削れて空回り

1週間ほど前から上り坂で左クランクから異音がしていた。グリスを塗れば直ると思っていだが、クランクの溝が削れる音だったらしい。

左ペダルは力を入れるとまた抜けてしまう。そこで右足で漕ぐときだけ力を入れて、左足は右足の回転を邪魔しないように軽く添えるだけにした。

スピードは出ないが、25kmで進むことはできる。ギリギリ会社に間に合いそうでホッとした。

半年に1回はクランクキャップの締め付けを確認したほうが良さそうだ。前回のメンテナンスでバラした後の締め付け力が足りなかったらしい。ボルトもトルクレンチで規定トルクでの締め付けが必要。

始業時間前に会社に到着した。

そして帰りは、ひたすら右足だけで漕ぐ。ペダリングの練習には最適だろうけど、いつスコンと抜けるかわからないのでヒヤヒヤしながら帰った。

練習用に捨てずにとっておけば役に立つかもしれない。

クランクセットの溝が削れて漕ぐと空回りして進まない

海外通販でクランクセットを探す

通勤用のクロスバイクには105の3段クランクを使っている。同じものがないか探してみるが105の3段のクランクセットは見つからない。マウンテン用のXT(アルテグラグレードに相当)は2万円近いので購入をためらってしまう。

クロスバイクにはXTのシフターを付けているので、クランクを2段にすると交換になってしまうと思っていた。シフターって結構値段が高いので、今回は変えたくない。

シフターの説明を読んでみると、Can be used 2×10 or 3×10 (double or triple chainsets)と書いてある。なんと「Shimano XT M780 10 Speed Gear Levers」は、フロント2段でも3段でもどちらでも使えることになっている。

通勤用のクロスバイクでは、フロントが3段もあるが、一度もアウターは使ったことがない。横浜の市街地を走るので、アウターを使うほどのスピードは必要ない。使わないアウターは重いだけで必要ないように感じていたので、フロント2段にできるのは棚からぼた餅かもしれない。

横浜は山あり谷ありの地形なので、軽量化できる2段にしたかったのだ。ところで、フロント3段でアウターを使えるほど脚力のある人っているのだろうか?それとも自分が貧脚なだけなのかな・・・

イギリスのEU離脱でポンド安。海外通販を利用するなら今しかない

イギリスがEUを離脱することになり、ポンドが2011年後半水準まで安くなった。CRC、Wiggle、Merlin Cyclesはいずれもイギリスの会社なので、ポンド安で安くパーツを購入することができる。

105クランクセット

購入するのはMerlin cyclesにした。値段が1番安く、送料無料なので購入ボタンをクリック。10速用の105クランクセットが8,500円。国内で買うと13,500円程度するので、5,000円近く節約できた。

コンパクトではなく、ノーマルの39/53クランク(170mm)なので、アウターは使わないかもしれない。ところで、英語ではクランクセットではなくて「Chainset」と呼ぶらしい。

ポンド安がしばらく続いてくれるといいんだけど。